ファンタジーの「ベタ」といえば?
ナウシカ、ラピュタ、指輪物語、ライラ、ハリーポッター、ドラゴンクエスト…
数々のファンタジー作品と呼べる物語はありますが、それらの作品には「ベタ」ってありますよね。
・主人公は世界の外れの少数民族
・主人公には相棒の動物がいる
・主人公も知らない紋章がある
・その紋章がとてつもなく重要
・裏切り者が裏切りきれない
・「お母さんのお使いかい?」「うん!」
・主人公の前を馬車が通り過ぎる
・新しい町に入ると祭が何かで楽器が鳴っている
・「(呪文か何かの言葉)!!」……ゴゴゴゴゴコ!
などなど、
ファンタジーの「ベタ」を教えて下さい。
・平凡な主人公が突然大役を任されたり、特殊な能力に目覚めたりする
やっぱり最初は平凡な方があとあと主人公の成長振りが窺えていいんでしょうね。
・何かの目的のために旅に出る
まぁそうしないと話が始まりません。
・2人以上10人以下程度の複数人だが少人数で旅をする
何百人、何千人という民族大移動的なファンタジーってありませんね。
まぁそんなにたくさんの登場人物は描ききれませんし、
描いても読者には誰が誰か分からなくなるだけでしょうし。
・旅の途中で新しい仲間と出合ったりそれまでの仲間と別れたりする
登場人物に新鮮味を持たせるためでしょうか。
・旅の途中でアイテムを手に入れる
あまり重要に思えなくても、あとで肝心なところで威力を発揮するんですよね。
逆に、最初は重要に思えても、
肝心なところでは役に立たないアイテムってあまりないですね。
・仲間の誰かが死ぬ
やはり読者などに感情移入をしてもらうには必要なんでしょうか。
・死んだと思っていた仲間が実は生きていて終盤で再会する
それが誰かによって、やった!作者さんありがとう!と思う時と、
え・・・ていうかあの時の涙はなんだったんですかって思う時がありますw
・仲間はある程度役割分担ができている
剣を使う人、弓矢を使う人、魔法を使う人、・・・といった感じですね。
指輪物語の影響です。
・部族によって言語が違う
やっぱりトールキンの影響でしょうが、トールキンのほどのものは他にないです。
トールキンのは文法も含めて完成してますが、他のはせいぜい単語レベルですね。
トールキンの言語の幾つかは勉強すれば日常生活でも使えるほどだそうです。
さすが言語学者。普通のファンタジー作家とは格が違います。
・部族によって言語が違っても、世界の共通語的な言語もある。
まぁ身振り手振りを交えて四苦八苦してコミュニケーション取ろうとしているところを
文章で表現しろと言われても難しいですしね。
そればっかりだと読者もうんざりしますし。
・雰囲気は中世ヨーロッパ風
これも指輪物語の影響だそうです。
・敵は世界征服などを企む悪
ファンタジーの場合、現実の戦争のように互いに自分の正義を信じて戦っている、
という構図が少ないんですよね。片方はたいがい邪悪な欲望で動く「悪」ですから。
・主人公はどんなピンチに陥ってもなんとか切り抜ける
まぁ途中で主人公が死んだら話はそれでおしまいですからね。
逆に言うと、主人公はほぼ確実にピンチに陥ります。
無難に目的を達成しても面白くないからでしょうが・・・
ファンタジーじゃないですが、数年前にあった「仮面ライダー龍騎」では、
主人公は目的を達成できずに最終回の冒頭で死ぬという珍しい展開でしたが。
・主人公は若い
やはり成長していくところを見せるには若い方がいいんでしょうか。
まぁ年寄りが主人公のファンタジーっていうのはあまり想像つきませんが・・・
・少なくとも必ず一度は敵と戦う
一度も敵と戦わずに目的を達成しても面白くないですしね。
・最後はめでたしめでたしで終わる
目的は達成したが、力尽きて主人公は死ぬ、なんて作品はあまりないですね。
指輪物語のようにめでたしめでたしを通り過ぎていくのもありますが少数派です。
最後は敵に負けて世界は滅びました的な話はさすがに皆無でしょうねw
ちなみに前述の仮面ライダー龍騎では、主人公の死後、
準主人公が何とか目的を達成しかけましたが、力尽きて死んで終わりました。
えぇ~(マスオさん風)
指輪物語はファンタジーの草分け・RPGの元ネタなので
それに影響を受けた作品がたくさんでた結果、
ベタになってしまったものもたくさんありますね。
少人数の複数で旅をするとか、途中で新しい仲間と出会うとか、
途中でアイテムを手に入れるとか、役割分担とか・・・
とまぁあんまり書いてもあれなんで、このへんで。
凄く長くなってすみません。。。(´・ω・`)
想像上の生物がたくさん出る。
「あそこに行ってはならぬー」とか「開けちゃだめ!」
でも行っちゃう、開けちゃう。
周り(師匠的な)の意見を無視して敵地に行き、女の人・・・または家族を助ける・・・
その際にやっぱり心配で付いて行ったAさんが主人公が殺されそうになったときにベストタイミングで出てきて死んでしまう・・・とか
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